インスペクションの検査




内覧会検査立会い

   内覧会で、購入者の了解を得るために、入居者に注文頂いたオプショ

ン部分の確認の目的で、事前に立ち入りを許します。
最近では、オプション部分以外に、マンションの品質の検査として、キズ、汚れ、部品
の違い、仕上がりの美観、建具の開閉、建て込みずれ、床の仕上がり、ライフライン
の配管配線の機能が出来ているかなど、事前確認として診ていただくことで、入居後
のクレームを事前に防ごうと行われるようになってきた。
入居者の方が、色々な事件を通し、この建物は大丈夫なのと気にするようになってき
 ている。

建物は、数10社の専門工事業社が入り、沢山の職人で仕事が進みます。
 大規模の建物になればなるほど、工事行程が複雑になり、工事監督さんの管理が
重要になります。
 建物は、設計完了して建設に取り掛かり、工事の行程ごと, 工事関係者が検査を
した後、仕上がり工事が行われ、住宅設備機材が入り、完成です。
養生などで隠れていた部分を剥がし、クリーニングをして、購入者に引き渡すことに
なり、引越します。

   建物が頑丈なこと(地震が来ても、ビクともしない)。今までは、色々な物が付いていれ
ば、よしとされてきたが、工業製品と一緒で品質上、綺麗で傷のないこと、部品が安全
であること等で、、完璧であることが要求されてきている。

設計監理をしている当事務所では、完成検査、施主立会い検査は、当然の事で、あたり
まえの事として検査をしている。

購入者の方が、自ら検査をしていくことも出来ます。
専門的な、内容まで検査をし指摘をすることはどうでしょうか。
不安がある場合は、建築士に相談することです。
マンションの3階建て以上ですと、一級建築士が適任です。


内覧会の立ち入り検査   千葉市内


大型マンション   H 社   の開発、建設、販売の建物です
経験者の方から、検査を建築士の方にお願いしたほうがいいですよとの
アドバイスを頂いて、関係機関に相談をされて探されました。
マンションの前もっての、資料をいただき、見当をつけておきます。
当日、検査する道具をもって望みます。  床鳴りだけは、やっかいです。
よく見ます。  飛んだり、はねたり、踏んづけたり、何回も行ったりきたりします。
 他は、目視と、触指で行います。  裏に隠れた あれーーー を落とさないようにいた
 します。
 今回の、立会いで30箇所程度の指摘をし、工事経過で修正不可部分もありますので、
工事会社と、瑕疵の部分にするか、経過を見るか相談します。
工事会社から、購入者の方も、納得いくまで説明をいただきます。
                                約 4時間 の立会いでした。
指摘後の確認会の立会に同行することも有ります。
内覧会は、購入者にとって大切な買い物ですから、安心して住まわれたいものです。

                                                     手伝いいたします。